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【深淵オーディオ】アンプ自作 パッシブVU対数メーターを作る

今回は、VU対数メーターの作成をします。Audio Analyzer作ってましたよね!?ってことなんですが・・・。

はい、あちらアンプに組み込しましたので、検査用に単体で持ち運びしずらいんですよね。しかも電源も必要となります。

そんなことで、単体で持ち歩きできて、電源不要なVUメーターが欲しくなりました。

(前回のAudio Analyzerは主にLineレベル検査用に使い、今回のVUメーターは出張可能なアンプ出力検査の用途となります。仕事ではないので民生用ですがね!苦笑)

ちょいと検索したら、「giangrandi.ch」に正に良さげな案がありましたので、この案を利用させていただきます!!

【回路】

Audio 入力は、アンプ出力(スピーカーターミナル)からとなりますのでACです。対して、VU MeterはDCで動作となります。

ということで、回路はショットキーバリア・タイプのD1から始まります。順電圧Vfの低いものじゃないと、良い答えが導けないということで、本家ではBAT43を利用してましたが、手元にありません。><

そこで、ある程度近似能力のある11EQ04を活用しました。その他の部品も余剰パーツで組み立てますので、耐電圧等微妙に非力になってますが、OKです!

(なんたって、計測したいアンプが、せいぜい10Wくらいまでの小力版ですからね。汗)

ちなみに、この回路は 4dB / 1kHz = 0VUで反応する適合仕様ではなくて、少々幅を持たせる仕様で作られてるようで、D2,D3,D4に絡む負帰還がその緩衝ルートということでした。

【組立】

では、さっそく組立~!

即終了しました。^^;

実態配置が回路図と違うところは、抵抗の数ですかね。手持ちがなかったんですよね。そんなもんで組み合わせで近似値にしてます。汗

【完成】

なんと、使用しているVUメーターは~AKAI ELECTRIC社~

当然、パッシブVUメーターですので、ライト点灯はしません。

(させてもよいが、たとえ乾電池でも電源入れたくないっすね。)

ま、このほうが操作中に業者感が出せるのでいいですわ。^^

キャビネットは、持ち運べてイーゼルのようにパッと立ち置きできる仕様です。裏は先の通り開放~、出張してアンプ検査したいんでね。^^;

初動テストしましたが、なかなか良いです。

このVUメーターを使って、メーカー製アンプの周波数特性を調べましたが、カタログスペック通りの特性確認ができました。わーい。^^

では、次回は、このVUメーターを使って周波数特性の測り方説明と特性比較をしようと思います。

(アンプ完成はまだ先になります。汗)

【参考】

A simple passive logarithmic VU-meter