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【深淵オーディオ】(3)偽オートグラフ 'Minigraph' をAssembly

‹ 2025/01/24 ›

Minigraphも今回で3回目になりました。

とっととアッセンブリを進めます!

材質改善処理

と言いたい・・・。泣

構造が複雑なので、ハンドメイドだとゆがむ歪む。パーツを切り出してから仮組できるようになるまで要2か月。

(ペアの予定だったんですが、たぶん、もう片側は作らないと思う~泣)

で、概ねパーツの切り出しとクリアランス調整が終わったところで、全パーツに材質改善処理をしました。

ダイソーMDFって安い割には、比重・圧縮度は悪くないですよね。

ただ、ちょっともろいかな。

どっちかというと段ボールをちょっと硬くて重くした感じがします。

木粉粒子は細目なので、モロイ・・・、長持ちしないと思われるっ!

そんなことと、音響の関係で、硬質化と弾性化、そして給水抑制を施してます。

(左が処置済み、右が素)

塗装

見えるところには塗装を施してます。

塗装に特段コダワリはないですが、色の組み合わせ的に水平側はDaisoメープル、縦と正面はDaisoウォールナットに決めています。

刷毛塗り、3回くらい塗って飽きたら終了です。^^;

で、実は塗装後にもう一発別の処方を加えています。

油脂を練り込んで、磨くだけ~。

構造物としての安定感のため、結局構造物が安定すると音も安定しますのでね。

ただ、これ、エージングに長時間かかりますけど・・・。汗

アッセンブリー

ふぅ、ようやく組み立て!^^

秒で完成しました。笑

おお~、なかなかの存在感になりました。わーい。^^

実際の完成w

と、組み立てて終わるだけではありませんでした。汗

上の写真は音出し確認用の仮組。

音ですか?

いいおとしてますよ?

すみません、無駄な寸劇が入ってしまいました。

さて、こちらがひとまずの完成版となります。

ローンチで、既にサランネットは必要不可欠に感じてましたので、それを追加です。

サランネットは雲竜タイプの和紙です。

障子貼りしました。

この和紙は1年をかけて手製で作った雲竜和紙のゴワゴワしないタイプの油紙となります。

軽いけど、ゴワゴワ・ザワザワしない素材の手作り良品。

主用途は別で化粧用途でありませんでしたので、余りの色がなんと黄色のみ!汗

それをでんぷん糊で張り付けましたので、これまたエージングに要長時間です。汗

音の感じ

早速聞いてますが、思った以上にバックロードホーンが作用してます。

Autographをミニチュアにしても、音道効果に期待が持てないイメージですが、なんとか駆動しているようです。

(効果を出すために、図面にない手当を4,5か所追加で入れてますが・・・、これは需要がありそうなときにTIP書きます。)

それでも当然ながら200-300Hz以下の音圧は振動圧に再変換されてしまうようです。

低音の途中から中高域のほうは、まぁとてもクリアです。

雑味がとても少ないので、声・弦は聴きやすいですねぇ。

特に高域の鮮明さは、箱の能力というより、このユニットの能力にほぼ近しです。

音の指向性は、とても強くでます。

この箱の音質は、部屋環境や配置に強く左右されるようですので、次は空間調整を楽しむのもひとつですね。

能率は良くないです。

要所要所をボンディングしてしまえば、能率は上がるかと思いますが、しばらくはユニットパワーで押すことにします。

このまま、ボンディングの前に、しばらくの期間はエージング視聴を楽しみつつ、構造ゆがみの補正をしたほうがよさそうです。

(まぁ、そんくらい構造歪みがあるのをギッチギッチではめ込んでます。汗)

(歪みなしで作れる気がしません・・・><)