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2026/01/15
こんばんは。ここのところ寝室の視聴はもっぱらPopoDAC、寝落ちしやすくなりました。汗
で、スピーカー視聴のほうは現行PAでとてもいい感じなのですが・・・、ときにはヘッドホンでも視聴したくなりますね。
しかし、我が家にはええ感じのヘッドホンアンプがない・・・。汗
ということで、PopoDACの実力を上手いこと引き出してくれるヘッドホンアンプを作ることにします。
対象ヘッドホンは慣れたAKG K701、これにドライブ感をフィットさせる方向で進めます。
では早速、着地点を決めておきます。
PopoDACソースですので、主要な要件は次の通り。
あ)~100kHz弱までを音源域にして、エネルギー感を享受できるようにする
い)PopoDACのMC Profile設定音質を素直に再現する
う)アンプ側の個性は出過ぎない
え)インピーダンス60Ω位をドライブ対象にする
お)利便性と質感バリエーション用に±9V~±16Vを許容動作電源電圧にする
を)ヘッドホンの音場再構築はここではやらない
全5要件(一つはここでは除外)になりました。
「中央にK701を鑑みて、出力は2~6Vpp*120mA位がいいところ」
「主なソースは小さいPopoDACなので、なるべく小さく箱詰めしたい」
思い当たるヘッドホンアンプの構成は、1)フルディスクリート、2)OpAmp+BufferIC、3)OpAmp+ディスクリート。
2が無難なのですが・・・。
「んん?ん~?、残念なことにLME49600が軽く買えない!BUFも見当たんねぇ~」><
3でやります。^^;
全体構成は、前段がオペアンプ電圧増幅、後段がバイポーラトランジスタのプッシュ・プル電流増幅を包む負帰還複合アンプにしました。
(無論、手前レベルなのでClass-ABです)
図面自体はこちらで、あがりです。
(パーツに実選定と異なるところありますが、全様はこのままです)
で、今回の特徴的なところと言えば、Vbeマルチ(Q1,Q2)周辺となります。
図面の該当範囲は、OPA OutからQQプッシュプルに至る前のQと抵抗の絡み全体。
電源に±9V、±12V、±16Vの3形態を気分と用途によって選びたいのと、±12Vを中心として質感(アイドル電流値)をWiper調整可能にすると言った一挙両得を狙ってます。
これにて(い)~(お)の嗜好を得て楽しめるようにといった具合のフォローとなります。^^;
図上段の片チャンネルで説明しますと、R15(R16)を経由して電流投下(帰還)するパートと、バイアス調整パートR11、R1、RV1、Q1に分けました。
これで図の通りの抵抗値でシミュレートすると、出力段のアイドル電流は次の通り射程圏内に入りました。
・±9V電源 約10mA:RV1 Wiper .3
・±12V電源 約10mA:RV1 Wiper .5
・±16V電源 約10mA:RV1 Wiper .7
ちょうどいいくらいの量感でRVが使えそうです。^^
恐らく、この手のアンプを組んでらっしゃる皆さんの悩ましいところ、或いは楽しみがいのあるところって、この辺りですよね。
ビタッと決めちゃうとそこで固定完了、いわばハメゴロシ状態なので、飽きたら、さぁもう一回作るかぁ・・・と。
私の場合は折角作ったので壊れるまで遊びたい・色々試したいタイプ、ということでVariable感を持たせています。
そういえば、LT1010のデータシートにLM334でバイアス調整している標準例が出ています。
今回は折角なので、なんとか妥当な微調整ができるように工夫してみましたが、ん~、資金と調達力があればICで逃れたい。汗
さてさて、ブレッドボードでR11、R12を抜いた仮組を(小さい音で)視聴してみましたが、いい音鳴らしてましたので、このままPCB設計に移ります。^^;
(OpAmpもNE5532ですが・・・)
IC-ICで行ければ、ユニバーサル基板でネチネチ半田付けしてたところなのですが、Qが3つx2となりましたので、流石にPCBで組むことにしました。
(ブレッドボードサンプル写真の通り、トランジスタがあっちこっちに向いちゃって、ユニバーサル基板で整頓させる自信が湧きませんでした・・・><)
で、その理由は2つ、1)温度補償の関係上ヒートパネルで熱結合を綺麗にするため、2)オーバーロードに対する保護回路の代わり・・・。汗
(多分、楽しみ過ぎたところで、飛んじゃうと思うので、コピーを何枚か・・・、という保護方針も追加です、苦笑)
PCBは図の通り、配置間隔は緩め、DIYにしては美しいほうだと思う~。^^
ガーバーファイルまでできましたので、JLCPCBに発注しました。
で、PCBで特徴的なのもひとつです。
両面ベタグラウンドにしました。
表がアナログラインとAGND、裏がパワーラインとPGNDに明確分けしてます。
AGNDとPGNDの接合点は回路図でもあった0Ω抵抗、形上出力段側でPGNDと1点接合になります。
(実装ではショートして使う感じ)
(あー、モデル写のパーツはサイズ合わせ用途ですので、ところどころにオカシなものが付いてます)
今回はここまで、次回は基板が来たら組立のところかな。
お楽しみに♪
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