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【深淵オーディオ】(2)LM1875で作るプリメインアンプとコンポジットアンプ

今回は、2つのお題回路を設計します。

(仮組と視聴もしちゃってますけどね。)

信号送出デバイス

まずは、主要な音声信号の出力元なんですが、『iPhone/iPad』になります。

日頃からこれらを使って、YoutubeだったりDLNAを見てますので、日常を基準にして、使える機材にしたいってことですね。

だいぶん古い5とちょいと最近の13・・・。

「皆さんは音源的にどっちを使いたくなります?」

私は、圧倒的にiPhone5を使ってます。^^

iPhoneってどんどん音質悪くなってないですかね?アナログイヤホンで出力する場合ですが・・・。汗

最近のiPhoneって、iPhone側で音量上げると、音質ガタ落ちするんですよね。なのでボリューム5~7割で使うようにしてます。

検討事項

で、LM1875が10倍ちょいで使わないといけないので、アンプのトータルゲインを50倍ちょっと増しで考えます。
電源は、+-16V位の両電源で行こうと思います。

気になる点は2つ、1Vいれると完全にクリップしますよね?と思う1点は、先のソース源の具合がありますので、入力は数百mvが精々、10w出力くらいまでのアンプで十分。ここはOK。

もう一点は、オペアンプとパワーアンプの接続回路。「位相補償」ですよねぇ。

折角のワンパッケージですので、電源電圧は分けない仕様、がっつりパーツを削減したカタチで繋げたい。^^;

設計

とりあえず、まぁまぁ行けるかも~という回路を2つ。

プリメインアンプ回路

こっちはそんなに懸念することはないですね。どうしても発振抑制できなかったら、中でツーパッケージにしちゃうし!汗

コンポジットアンプ

問題はこちらの設計・・・、ぼけぇ~っと回路組むと、超発振しますよねぇ。かと言って、知見がとれてる形にしたら楽しくないですよねぇ。

で、アナログデバイセズ社さんの「高精度と高出力電流を同時に実現する複合アンプ回路を徹底解説」の解説から、ひねりを加えた回路にしました。

どちらもLtsiceでのシミュレート上はまぁまぁええんちゃうってカタチ、理論上、派手にひずむことはないんじゃね?って感じです。

で、回路を仮実装してみた感じでは、音質に楽しみがいがあるのは、コンポジットアンプ型のほうになりました。

プリメインアンプ型の場合は、聞いた感じ、結局の音質がパワーアンプICの質感次第になってる感じで、オペアンプで楽しめない感じだったです。

対して、コンポジットアンプ型の場合は、組合せ構成で音質の違いが強くでるので、調整を楽しむ機会が増えます。^^