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【深淵オーディオ】アンプ自作 アナライザー組立

寒いですね!雪がちらつきました。

今回はアナライザーを組み立てます。

まずは、ワイヤリングがどこまで行ってるかの確認をしてみます。

スロットの方には既にアンプが搭載されてます。^^;

えー、ほぼほぼ組み立ててはいないです。汗

昔のiPod dock speakerをバラして、アンプ部を積んでます。最大出力5W 5Wなので、六畳一間の私部屋にはちょうど良いですね。

また別のタイミングで同じくらいのアンプを自作して、アンプ変えを楽しもうというモクロミです。

【アナライザー製作】

では本題のアナライザーを作りましょう!

ベルギーのVelleman社K8098です。メーカーではすでに廃盤で、これの後継機が出ていますが、後継機は国内販売がなかったんですよね。

K8098のほうは、国内で一社のみ取り扱いがありましたので、そちらから調達しました。

内容は、基板2枚、LCD、フロントパネルの構成に、各種取付パーツ類となります。

販売代理店からの日本語説明書が追加でついていました。

書いてあることは英語説明書と同じですが、抵抗の確認がしやすいのでありがたやです。

で、さっそくメイン基板のパーツ実装。マニュアルに順番と部品説明がありますが、背丈の低い方からやりたいので、抵抗からかたずけます。

やりながらいくつか注意点がありました。

  • タクトスイッチが特殊形状
  • タクトスイッチの実装向きがマニュアルと実基板で90度違っている
  • 物理設計上タクトスイッチの足は完全には埋め込まないほうがよい
  • 液晶パネルと基板の固定にボルトをハンダ溶接するのに位置決めが難しい

アナライザーを組み立てて、はめ込みと動作の確認です。

この段階まで来ると、マトリクス回路もちょいと立て込んできてます。

マトリクス回路の真ん中の3段ピンアサインがパッシブ系になります。4連ボリューム(VR1)と2連ボリューム(VR2)の連携を目的に応じて使い分けますので、VR1/2の結合をさらにマトリクス回路で切り替える感じで構成してます。

(おかげでワイヤー長がちょいとかさみすぎの気がしてます・・・)

アナライザーのほうは固定ボルトの位置決めで何度かやり直し、またタクトスイッチの感度が悪いので、試行錯誤して、スイッチの足をギリギリまで上げる調整はあったものの、他に問題はなく素直に動いてくれました。^^

で、試聴。^^

うん、思ったように機能してくれました。

ちなみにこのアナライザーでは、Power Meter (RMS、Peak)、dB(Mean、Peak)、Spectrum(Linear、1/3Oct)の6種の情報が表示できます。

これで何が得られる?

  • Lineソースにどの程度の電圧・音圧があるか把握することで、目的に合わせアンプの出力を検討できる
  • 外部出力からも信号入力できるようにしたことで、実出力も分かり、満足感と迷惑の線引きがしやすくなる^^;
  • 入力・出力スペクトルを観ながら、構成したアンプ+スピーカーの実聴感を照らし合わせ、調整しやすくなる

私用では、そんなといったところです。仕事では実態値が見えてわかるので、色々やりやすくなるかと思ってます。

次は、マトリクス回路を完成させて、一度筐体完成します。